明日21日放送の連続テレビ小説『ブギウギ』第121話では、スズ子（趣里）と水城アユミ（吉柳咲良）による歌合戦が幕を開ける。
20日放送の第120話。「オールスター男女歌合戦」で『ラッパと娘』を歌いたいというアユミの訴えに尻込みし、羽鳥善一（草彅剛）に判断をゆだねていたスズ子。再び善一のもとを訪れ、アユミと一緒に歌ったら比べられるのが怖いと思ってしまったと、本心を打ち明ける。
だが、改めて自分の歌う『ラッパと娘』を聴いてワクワクしたというスズ子。アユミはどう歌うのか興味が出て来たとして、自ら歌ってもらいたいと願い出る。善一はスズ子の意気に喜び、当然許可する。一方、スズ子が歌うのは『ヘイヘイブギー』。スズ子にとって、愛子（このか）への思いを歌ったものなのだという。
人気の衰えを実感する一方、自分の地位を脅かす存在が現れ、弱腰になっていたスズ子だったが、同じ「歌を歌う者」として楽しもうという気概が出て来たようだ。そこに、いっそうの人間的成長が感じられる。
明日22日放送の第121話。オールスター男女歌合戦当日、スズ子（趣里）が楽屋で支度をしていると、股野（森永悠希）と水城アユミ（吉柳咲良）が訪ねてくる…。そして、いよいよ本番。水城アユミは『ラッパと娘』、福来スズ子は『ヘイヘイブギー』。新旧二人の歌合戦が始まる。
