USAGIプロジェクト、IPv6対応Linuxの安定版、STABLE RELEASE 3.1を公開
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Linux向けにIPv6の実装を進めているUSAGIプロジェクト(リーダー:村井純慶應大学教授)は、安定版リリースの「STABLE RELEASE 3.1」を公開した。現在は、カーネルやglibc、それに基本的なネットワークアプリケーションを含むフルセットの成果物が公開されており、各種ディストリビューション向けのバイナリパッケージの準備も進められている。STABLE RELEASE 3.1のベースとなっているのはLinuxカーネル2.4.18と2.2.20。
前リリース(STABLE RELEASE 3.0/2002年1月1日公開)からは、Privacy Extensions利用時にPCMCIAなどのデバイスが正しく終了できない不具合や、getifaddrs APIがPPPのアドレスを正しく報告しない不具合、tcp_wrapperをIPv6をサポートするようコンパイルできない問題などが修正された。このほか、ISATAP(Intra-Site Automatic Tunnel Adressing Protocol)サポートなど、新たな実装もおこなわれている。
前リリース(STABLE RELEASE 3.0/2002年1月1日公開)からは、Privacy Extensions利用時にPCMCIAなどのデバイスが正しく終了できない不具合や、getifaddrs APIがPPPのアドレスを正しく報告しない不具合、tcp_wrapperをIPv6をサポートするようコンパイルできない問題などが修正された。このほか、ISATAP(Intra-Site Automatic Tunnel Adressing Protocol)サポートなど、新たな実装もおこなわれている。
《RBB TODAY》