それぞれのポートを100BASE-Xの全二重として利用すると、200Mbps×4ポートとなり、800Mbpsとして利用できることが最大の特徴であるほか、各ポートにおいて負荷分散と冗長化を実現することもできる。とくに、全ポートをスイッチングハブに接続し、添付のロードバランシング&フォルトトレランスソフトを組み込むだけで、通信経路における負荷分散と冗長化を実現するため、ハードウェア障害の生じる可能性を1つ減らせることになる。
VLANやQoSにも対応し、ポート別にトラフィックの優先順位を決めたり、通信データのブライオリティ付けにも対応するため、どちらかというとサーバやファイアウォールボックス向けの製品となる。製品形態はPCIバスで、背面に4つのEthernetポートを持つ。(写真参照:写真=FXP-4TX)

対応OSは、Windows 2000 Server、Advanced Server、Professionalのほか、Windows NT4.0 Server、WorkstationでService Pack6かService Pack3+NDIS Hot Fixが適用されていること。参考価格は34,800円となる。