USB接続型電話機「USBインターネットフォン」は2社の共同開発製品で、PC上の専用アプリケーションとの組み合わせで作動する。ヘッドセット型のマイクよりも高音質で、電話番号キーで電話の操作が可能。また、PCカメラの併用により、音声だけでなく相手の映像を見ながらの通話が行える。一般加入電話に対しても、モニタ期間中に限り全国一律で3分あたり10円で通話でき、モニタ同士の通話であれば無料となる。
モニタの参加資格は、NTT東西のフレッツ・ADSL 1.5Mおよび8Mタイプ契約者で、かつNTT-MEのWAKWAK「ざんまいADSLファイン」(月額基本料金1,000円)および「ざんまいADSLワイド」(月額基本料金1,900円)を利用していること。募集人数は3,000人を予定しており、試験サービス期間は11月10日まで。モニタ終了後に、サービスの品質や使い勝手のアンケートを行う。モニタ募集期間は10月31日まで。
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USB接続型電話機「USBインターネットフォン」 |
モニタには、USBインターネットフォンが無料貸与されるが、PCカメラについてはモニタ側で適宜用意する必要がある。専用のソフトについては、モニタ登録後にWeb上からダウンロードする。通話ソフトの動作条件は、USBインタフェースを持つPC/AT互換機(NEC PC98-NXを含む)で、CPUはPentium 3、Pentium 4、Celeron、Athlon、Duronなど1.0GHz以上のもの、メモリ256Mバイト以上で、対応OSはWindows XPとなっている。