![]() | TSR-MS4外観。H180×W50×D70mm |
映像解像度は352×288、176×144、128×96の3種類、最大フレームレートは30fpsとなっている。本体のカメラは、10万画素のCMOSカラーイメージセンサを搭載。外部ビデオ端子は、RCAコネクタによるNTSCコンポジット入力となっている。対応プロトコルは、映像・静止画配信用に「HTTP」「FTP」「SMTP」(メールによる送信)をサポート。同時接続は5セッションまで可能となっている。また、PPP・PPPoE・DHCPをサポートしており、単体でダイヤルアップやPPPoE接続が可能だ。
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TSR-MS4背面パネル。左の半円側が本体上部になる |
本体には、10BASE-Tイーサネットポートのほか、CF TYPE IIスロットが1つあり、PHSカードや無線LANカードでワイヤレスの映像発信をおこなったり、CFメモリカードやマイクロドライブなどストレージ系のカードに映像を蓄積したりできる。リアルタイムのストリーミング配信のほか、蓄積画像の配信(ストレージメディア装着時)、PHSへの着呼をトリガーにしたFTP配信やメール配信(PHSカード装着時)、外部スイッチのオンオフをトリガーにした配信(外部スイッチ別途)もできる。アイディア次第でさまざまな使い方ができる、おもしろいデバイスといえそうだ。