東芝3Dビューモニタを装備したノートPC
東芝は次世代3Dスクリーン技術をノートPCのモニタとして採用した。そのプロトタイプを展示している。15インチUXGA(1,600×1,200)のLCDモニタに高解像度の3Dビューが実現している。専用3D眼鏡などはもちろん不要だ。またスイッチひとつで通常の2Dビューと切り替えることができる。
用途としては、ゲーム、イメージアルバム、教育用、CAD/CAMソフトなどと併用するようだ。プロトタイプでは、3Dソフトで作成された3D静止画をスライドで映し出しており、若干元の画像より暗くなるが、それなりに奥行きがあるうえ、解像度が高くて美しいというのが印象だ。
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3Dビューモニタを備えたノートPC |
Mitsumi、メールを読み上げるマスコット
Mitsumiの「The Talking PC Mascot Poll-E」は、その名のとおりeメールを読み上げてくれるマスコットだ。メールを受信すると羽をバタバタさせて知らせ、本文を読み上げる。またスケジュールリマインダー機能や、あらかじめ登録された言葉を使って簡単な会話もできるという。
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男性の声はちょっと合わないかも |
BlueFish、Bluetoothの情報サービス
Palmのパートナー企業であるBlueFishは、COMDEX会場内の数10か所にBluetoothによる情報サービススポットを展開している。Bluetooth機能を搭載したPalmをもつ来場者はこのスポットで会場ガイド情報をダウンロードしていた。そのほかPalmブースではBluetoothカードやクレードルなどいくつかのBuluetooth対応アクセサリを展示していた。
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常に来場者が張り付いてダウンロードしている |
Bluetoothの脅威?「Wireless USB」
USBパビリオン内にあるCypress Semiconductorのブースで発見したワイヤレスのキーボード。「Bluetooth?」と聞くと、スタッフが首を振って「Wireless USB」だと答える。「Wireless USB」は、Cypress Semiconductorの独自技術で2.4GHz帯を使って、10メートル以内で7つまでの機器のワイヤレス接続を可能にする。今月6日にサンプルチップ「Cypress CY694X」を出荷して話題になっていた。正式出荷は2003年の第1四半期だということだ。
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Wireless USBを使ったキーボード |
(山本玲子)