DS-Technologiesの「TinyCamera CS120」はワイヤレスの超小型ライブビデオカメラだ。9V電池で8時間持つというのも驚きだが、何よりもカラーの画質が良い。「TinyCamera MT2412」は倍の大きさになるが音声も入る。この企業はスパイ用カメラを開発しており、このカメラを隠した目覚まし時計やタバコの箱なども会場で即売していた。
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親指大の「TinyCamera」は画質もなかなか |
また、「TinyCamera CS120」を搭載したリモコンのヘリコプター「ASV-1 Aerial」は、上空からのライブ映像を撮影できる。こちらは1,495ドルだ。
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「TinyCamera CS120」を搭載したリモコンのヘリコプター「ASV-1 Aerial」 |
最大9,500枚のCDを管理できる「CD Caddy」
HYUNDAI MultiCAVの「CD Caddy」は、PCでコントロールするCDオーガナイザ兼ドライブだ。オーディオCD、ビデオCD、DVD、CD-R、CD-RW、ソフトウェアCD、ゲームCDなど種類は問わない。専用のソフトウェアで格納しているCDをすべて登録管理しておくことができ、さらに再生したり取り出したりするとトラッキング情報が記録される。1台で75枚までのCDを格納できるが、最大127台、計9,500枚のCDを1台のPCで管理することができる。ライター機能の対応は未定ということだ。
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HYUNDAI MultiCAVの「CD Caddy」 |
どこでも「Doors」で必要なファイルを取り出せる
東芝のパートナー企業としてブースを構えるNew Mexico Softwareは、オンラインデータストレージサービス「Doors」を紹介している。Webベースでどんなファイルやフォーマットでも格納・管理し、リストから必要なファイルをピックアップしてまとめておいたり、直接メールやファックス送信を行うといったことができる。
Webサービスでどこからでも必要なファイルを取り出せるというわけだ。こうしたトレードショウでの各社の展示資料は、紙やCD、DVD、Webサイトとフォーマットが不統一で整理がしにくい。来場者も資料でいっぱいになった紙袋を肩に食い込ませているという現状だ。専用のバーチャルプレスサイトなどでこうしたサービスを利用できるようになると便利なのだが、というのが個人的な感想だ。
(山本玲子)