コーヒー&バーのプロント、無料で公衆無線LAN接続サービスを提供。最終的には全店舗に展開 | RBB TODAY

コーヒー&バーのプロント、無料で公衆無線LAN接続サービスを提供。最終的には全店舗に展開

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 全国でコーヒーショップとショットバーを展開するプロントは、NTT-MEなどと共同で一部店舗にて提供しているIEEE802.11b準拠の公衆無線LAN接続サービスを本格展開すると発表した。既存の8店舗を皮切りに、2003年度中には50店舗、最終的には全店舗(1月現在約120店舗)に展開する予定だ。

 このサービスでは、ドリンク回数券などにIDとパスワードが記載されており、これを認証キーに1回で60分程度の利用ができる形になるという。これにより、飲食をするユーザに対してだけ、無料で提供できるとしている。さらに、店内には、10個程度のコンセントが用意されており、自由に利用できるようになっている。

 特にビジネスマンをターゲットとしているため、ゲイトウェイにはVPNパススルー機能を備えた機器を導入する予定だという。また、無線LANを経由した印刷サービスの検証も進めるとしている。

 共同で展開するNTT-MEは、バックボーンとして公衆無線サービス「NeoMobile」の回線を提供するほか、店舗内の無線LANアクセスポイントの設置などを手がける。さらに、Wi-Fiの認証マーク「Wi-Fi ZONE」を取得するとしている。

 また将来的には公衆無線LAN用に引いたバックボーンを、売り上げデータの集計や、店舗同士のIP電話に利用するなど業務システムとの統合を図るという。これにより、公衆無線LAN部分にかかる費用を極力抑えることができるとしている。

《RBB TODAY》

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