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北欧のデザインセンスが活かされたHabooホテルのロビー |
Habooホテルは、自分の分身キャラクタ(=ハボ)を作り、他のユーザとネット上の仮想3D空間内(Habooホテル)でコミュニケーションを図るというサービス。運営するのは、携帯電話コミュニケーションサイト「imaHima」を運営するイマヒマ。
ホテルには、カフェやプール、シアター、ダンスフロアなど、さまざまな施設が用意され、さながらリゾートで優雅な休日を過ごしているかのようだ。さらにこのホテルでは自分の部屋をリザーブすることができる。つまり、ハボだけでなく、部屋も好みの家具やグッズを配置して自由にレイアウトできるのだ。もともとがフィンランド生まれのサービスだけあって、キャラクタ・家具・設備などデザインもユニークだ。ただし、家具を購入したり、ダイビングで遊んだりするには、Habooポイント(=Habooホテルで使えるお金)が必要となる。
Habooポイントは、入会時には10ポイントほどもらえるほか、無料期間が過ぎて課金が開始されれば毎月35ポイント(月額利用料300円に含む)もらえる。また、手持ちのHabooポイントがなくなっても追加購入できるのでご安心を。購入代金は、100円で10ポイント、300円で35ポイント。現在はISP課金のみだが、将来的にはクレジットや小額決済などの導入も予定しているという。
ところで、ハボを作成するときにも、服装や髪型、顔、帽子といった数多くのアイテムが用意されている。これらのアイテムの組み合わせによって、およそ1万通りものキャラクタが作れるという。今後は、キャラクタや家具、ゲームなど、アイテムを追加していく予定でいるようだ。
なお、Habooホテルではティーンエイジャーや女性が安心して遊べるように、「ホバ」と呼ばれるホテル内をパトロールする管理人や言葉フィルタを設置している。言葉フィルタは、不快になるような言葉や犯罪行為などを閉める言葉を使うと自動的に「ホバ」とう言葉に変換するというもの。
キャラクタのかわいらしさやこれらの配慮が功を奏しているのか、同社広報によると女性会員が多いという。また、無料期間にもかかわらず、Habooポイントを追加購入する会員も多いようだ。後発ながらも、Habooホテルは独特のデザインと住み心地のよさで伸びていくかもしれない。
なお、3月2日までは、お試し期間として無料で利用できるほか、プレステやデジカメなどが抽選で当たる「フリーパスキャンペーン」が実施される。