NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発したこのシステムは、ネットワーク各部にMoving FW装置を分散配置することで実現される。
あるMoving FW装置が攻撃パケットを検出すると、自機のフィルタリング設定を自動更新するとともに、その送信元に近いMoving FW装置に向けてもフィルタリングなどを含む防御プログラムを送信する。これが繰り返されることで最終的に送信元(歩兵)の近傍まで防御プログラムをが行き届くことになり、ネットワーク中に攻撃パケットが流れ込むのを防ぐことが可能となるという。
NTTでは、Moving Firewallを実ネットワークに導入して実証実験をすすめていくとしている。
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Moving Firewallシステムの概要(NTTプレスリリースより) クリックすると大きく表示されます |