
今回のバージョンアップでは、1つのウィンドウで複数のWebサイトを切り替えて閲覧できる「タブブラウジング」機能が追加された。
また、従来は英語版のみだったが、日本語をはじめとして、フランス語とドイツ語版も登場した。これにより、メニューのほか、設定ウィンドウも日本語化されている。しかし編集部で確認したところ、フォームからの日本語入力において、場合によっては文字が化けるなど若干の不具合が残っている。
また、閲覧履歴、キャッシュ、クッキーなど記録をすべて消す「Reset Safari」や、フォームへの自動入力機能「AutoFill」などの機能が追加された。ほかの改良点として、NetscapeとMozillaのブックマークインポート機能、AppleScriptサポートの向上、各標準化との互換性の向上などが挙げらる。
これらの新機能や改良によりSafari bata2は、Internet ExplorerやNetscapeなどのWebブラウザと比べても肩を並べるようになったといえるだろう。なお、2003年中には正式版をリリースするとしている。
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設定画面についても日本語化が施されている |