今月のランキングでは、引き続きKlezやBugbearなど従来から流行していたウィルスが上位を占める一方で、勝手にダイアルアップをするウィルス「Datemake」が10位に登場した。これは、海外で感染が確認されており、アダルト系の有料情報サービスに自動的にダイアルするものだ。同社では、感染した企業で膨大な電話料金が請求されるおそれがあるとして、注意を呼びかけている。
順位 | ウィルス名 |
1 | W32/Klez-H |
2 | W32/Lovgate-E |
3 | W32/Bugbear-A |
4 | W32/Sobig-A |
5 | W32/ElKern-C |
5 | W32/Yaha-E |
5 | W32/Yaha-K |
8 | JS/NoClose |
9 | W32/Flcss |
10 | Dial/Datemake-A |
また、偽ウィルス情報では、米国における同時多発テロを題目とした「WTC Survivor」が2か月連続で1位になっている。