enNetforumでは、会長に東京工科大学学長の相磯秀夫教授、事務局代表にインターネット総合研究所の藤原洋氏、運営委員に荻野司氏(インターネット総合研究所)、佐藤宏氏(ネットマークス)、野村淳二氏(松下電工)、前田広次氏(キヤノン)、松本隆氏(日本電気)が就任した。また、分科会主査には荻野司氏と西野大氏(インターネット総合研究所)、則房雅也氏(日本電気)が就任する。
企業間コラボレーションを成功させるにはお互いの技術やノウハウ、情報インフラといったリソースを円滑に補完し合うことが重要となる。そこで登場するのが、企業同士、企業とコラボレーション、コラボレーション同士をネットワークで接続した「超コラボレーション」である。enNetforumでは、超コラボレーションを実現するための技術を検討し、普及を促進していくとしている。
具体的には「テクノロジー研究会」「ビジネス研究会」「フォーラム会合」「オープンラボ(予定)」の4つを柱に中心に活動することになる。「テクノロジー研究会」ではIT関連企業を中心に超コラボレーションを実現するためのネットワーク技術を検討し、「ビジネス研究会」では情報システムユーザ企業を中心に超コラボレーションのケーススタディを行う。
また、これらの研究会では各テーマに沿った5つの分科会を設置する。テクノロジー研究会は「SSLVPNリモートアクセス分科会」「XMLネットワークオペレーション分科会」「IPS(Intrusion Prevention System)分科会(計画中)」の3つを、ビジネス研究会は「ユビキタス空間ビジネス分科会」「ブロードバンド時代のエクストラネット分科会(計画中)」の2つだ。今後、enNetforumでは、ITベンダーやITサービス提供者、ITのユーザ企業などに参加を働きかけるとしている。同フォーラムでは30〜50社の企業の参加を見込んでいる。
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enNetforum会長の相磯秀夫教授、事務局代表の藤原洋氏など運営委員のメンバが揃って協力を表明 |