[コラム]ストリーミング配信に挑戦!第8回:【応用編】IPv6で配信してみよう:佐藤めぐみ | RBB TODAY

[コラム]ストリーミング配信に挑戦!第8回:【応用編】IPv6で配信してみよう:佐藤めぐみ

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 RBB TODAYの読者なら、常時接続の恩恵を受けて、自宅でサーバを公開している人も多いことでしょう。しかし、グローバルIPアドレスをいくつも持っていて、それぞれのサーバに1つずつ違うグローバルIPアドレスを付与するなんて贅沢なことは、なかなかできないのではないでしょうか。

 自宅LAN内のPCをサーバとして公開するには、第2回のコラムでも紹介したように、「ポートフォワーディング」の設定が必要です。NATやIPマスカレードといったアドレス変換機能を使えば、自宅にある複数のPCを同時にインターネット接続できます。

 ただし、これらの技術は、当面のアドレス不足を解消するための過渡的な解決策です。そこで、アドレス不足の根本的な問題を解決するために、広大なアドレス空間を持つ「IPv6」が設計され、実用化され始めています。また、Windows Media 9 シリーズ(以下、WM9)でもIPv6をサポートしています。このIPv6は、潤沢にアドレスが使用できるので、PCをはじめ、最近出始めているネット家電にもアドレスを割り当てることができるようになります。

 ネット家電といえば、10月上旬に幕張で開催された「CEATEC JAPAN 2003」で、松下電器産業やパイオニアなど国内大手のオーディオ/ビデオ チップメーカーと家電メーカーの製品が新たにWindows Media 9 シリーズに対応したとの発表がありました。家電にストリーミング配信するのも夢ではありません。このようなトレンドを見据えて、今回は、“IPv6でストリーミング配信する方法”を紹介します。(佐藤めぐみ:コラム本文へ)

《RBB TODAY》

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