NTT-BBなど4社、パケットロスで映像劣化しない高品位コンテンツ配信システム。無料で試せるモニター300人を募集
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NTTブロードバンドイニシアティブ(NTT-BB)は、3Mbps / 6Mbpsの高品位コンテンツ配信のトライアルサービスを東京エリアで実施する。パケットロスの影響を抑える新技術「FEC」を採用したSTBと配信サーバを使用したもので、STB無料貸与によるモニターの募集も開始されている。
この「FEC(Forward Error Correction)」は、ネットワーク中でパケットロスが発生しても再送を行わなずにリカバリが可能という技術。各パケットにエラー訂正情報を付加することで、途中のパケットが失われてもすでに受信したパケットから失われたパケットを再構築できるため、再送コストの高いマルチキャスト環境でも低遅延なエラー回復ができ、高品位コンテンツの品質維持が可能となる。既存のコンテンツ配信サーバから出たパケットをFECサーバが変換して送信するという仕組みのため、既存サーバに手を入れずにFEC対応にできるという特徴もある。
NTT-BBでは、家庭用テレビに接続可能なFEC対応セットトップボックス(STB)を使ったモニター試験を、12月1日から04年1月31日までの2ヶ月間実施する。応募条件は、東京地区のBフレッツ/フレッツ・ADSLユーザのうち、実効4Mbps以上出ているユーザ。募集人員は300人で、モニター期間中のセットトップボックス利用料およびコンテンツ視聴料は無料。モニター試験の申し込みはNTT-BBサイトに用意された専用ページからとなっている。
モニター試験では、映画(TAXi、ドラゴン危機一髪、モリノキオクなど)、音楽(J-POPビデオクリップ「PRISMIX.TV」など)、アニメ(キカイダー01 THE ANIMATIONなど)が配信される予定だ。
このFECによるトライアルサービスは、NTT-BB、住友電気工業、住友電工ネットワークス、日本電気の4社が共同で実施する。
この「FEC(Forward Error Correction)」は、ネットワーク中でパケットロスが発生しても再送を行わなずにリカバリが可能という技術。各パケットにエラー訂正情報を付加することで、途中のパケットが失われてもすでに受信したパケットから失われたパケットを再構築できるため、再送コストの高いマルチキャスト環境でも低遅延なエラー回復ができ、高品位コンテンツの品質維持が可能となる。既存のコンテンツ配信サーバから出たパケットをFECサーバが変換して送信するという仕組みのため、既存サーバに手を入れずにFEC対応にできるという特徴もある。
NTT-BBでは、家庭用テレビに接続可能なFEC対応セットトップボックス(STB)を使ったモニター試験を、12月1日から04年1月31日までの2ヶ月間実施する。応募条件は、東京地区のBフレッツ/フレッツ・ADSLユーザのうち、実効4Mbps以上出ているユーザ。募集人員は300人で、モニター期間中のセットトップボックス利用料およびコンテンツ視聴料は無料。モニター試験の申し込みはNTT-BBサイトに用意された専用ページからとなっている。
モニター試験では、映画(TAXi、ドラゴン危機一髪、モリノキオクなど)、音楽(J-POPビデオクリップ「PRISMIX.TV」など)、アニメ(キカイダー01 THE ANIMATIONなど)が配信される予定だ。
このFECによるトライアルサービスは、NTT-BB、住友電気工業、住友電工ネットワークス、日本電気の4社が共同で実施する。
《伊藤雅俊》