今回料金変更が申請されているのは、電話と共用しないいわゆる「タイプ2」の料金と、第2分類(要カッド占有)のサービスを電話と共用する場合の料金。このうち一般ユーザに関係がありそうなのは、第1分類サービスをタイプ2(DSL専用回線)で使用する場合だ。
メニューによって多少違いはあるが、申請どおり認可されれば、おおむね現行料金より400円程度値下げとなる。050番号IP電話への通話も提供されはじめており、固定電話なしでIP電話のみという使い方が、料金面からも現実的になりそうだ。
■計算例(東日本エリア)■
・加入電話 基本料(1750円)
+タイプ1のDSL回線利用料(168円)
=1918円
・タイプ2のDSL回線利用料(回線管理運営費含む)
=1429円
(※加入電話の基本料はエリアによって異なる)
以下は、電話と共用しないタイプのDSL回線利用料のうち、第1群の伝送方式をもちいるものの料金変更内容。
■NTT東日本 | 今回申請 した料金 | (参考) 9月10日に 申請した料金 | (参考) 現行料金 |
営業時間内保守タイプ | 1,290円 | 1,303円 | 1,690円 |
24時間保守タイプ | 1,362円 | 1,375円 | 1,761円 |
※別途、回線管理運営費(139円/回線・月、125円/請求書・月)が必要
■NTT西日本 | 今回申請 した料金 | (参考) 9月10日に 申請した料金 | (参考) 現行料金 |
営業時間内保守タイプ | 1,339円 | 1,411円 | 1,803円 |
24時間保守タイプ | 1,478円 | 1,490円 | 1,881円 |
※別途、回線管理運営費(147円/回線・月、125円/請求書・月)が必要