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「必ずしもきれいなシステムではないが、使いやすいサービスになっている」と語るIIJ鈴木氏(写真左) |
データインテグレーションサービスでは、コアシステム(DIS)と既存情報システムのあいだを、Novell exteNdの情報コネクタによって接続する。情報コネクタは、SAPやJDBC、CICS、3270や5250などさまざまなプロトコルに対応している。既存システムとのデータのやりとりはコネクタ側で対応するため、既存システム側に手を入れる必要がない。
また、サービス導入までの期間が短くて済むのも特徴で、提案から計画承認まで約1ヶ月、ユーザ環境にシステムを持ち込んで実際に複数システムをつないでみるプロトタイプ実験検証が約1ヶ月、その後の本格導入が2〜3ヶ月ということで、5ヶ月程度で導入することが可能だという。
課金体系は、データインテグレーションサービス本体は月額固定料金(基本料金+接続システム数)で、企業情報ポータル(EIP)などもオプションで提供される。今回、ノベルはこのサービスにあわせてサブスクリプションベースのライセンス体系をあらたに導入した。
IIJ-Techでは今後、エンタープライズ・システムソリューション事業の強化を図るとしている。