1位のSober-Aは報告されたウィルス被害のうち32.6%を占めている。Sober-Aは、感染先のPCの利用者がドイツ人のユーザだと判断すると、ドイツ語でメールを表示する“バイリンガル”のウィルス。
また、2位のMimail-C(9.5%)、同じく2位のMimail-F(9.5%)、5位のMimail-A(5.1%)などMimailの亜種による被害が目立っている。なお、Mimail亜種による被害は全体の4分の1を占めている。
ほか、偽ウィルスランキングでは「Hotmail hoax」がトップ。これは、メールを転送したユーザは、無料でHotmailのメールボックスが拡張するというデマメールだ。
月間トップ10ウイルス
| 順位 | ウィルス名 | |
| 1 | W32/Sober-A(Soberワーム) | 32.6% | 
| 2 | W32/Mimail-C(Mimail亜種) | 9.5% | 
| 2 | W32/Mimail-F(Mimail亜種) | 9.5% | 
| 4 | W32/Dumaru-A(Dumaruウイルス) | 8.0% | 
| 5 | W32/Mimail-A(Mimailワーム) | 5.1% | 
| 6 | W32/Gibe-F(Gibe亜種) | 4.5% | 
| 7 | W32/Nachi-A(Nachiワーム) | 2.6% | 
| 8 | W32/Mimail-J(Mimail亜種) | 2.4% | 
| 9 | W32/Klez-H(Klez亜種) | 2.2% | 
| 10 | W32/Mimail-E(Mimail亜種) | 1.5% | 

