ユーティリティの新バージョンでは、WPAに対応しており暗号化技術としてはTKIPとAESが利用できる。また、ユーザの認証方式としては「WPA-PSK」と「WPA-EAP」が選択できるほか、IEEE802.1x/EAP認証サプリカント機能を搭載するなど、セキュリティ関連の機能が大幅に向上している。
また、アクセスポイントの電波状況、暗号化の状態、使用しているチャンネル/周波数、接続できる規格が一覧表示されるように改良された。
さらに、これまでの高速化技術「フレームバースティング機能」に加えてデータ圧縮技術も採用した「SuperGモード」にも対応。これまで以上の高速化が期待できる。なおSuperGモードは、IEEE 802.11gの通信においてアクセスポイントとクライアントともにATHEROS社製のチップを用いている場合に有効になる。
ほか、プロファイルの保存や読み込みへの対応、電波出力調整機能、ユーティリティ起動時のパスワード設定などの機能が追加された。
なお、この新しいユーティリティに対応するのは、IEEE 802.11a/b/gに対応した「LD-WL54AG/CB」と「LD-WL54AG/PCI」、IEEE 802.11gに対応した「LD-WL54G/CB」と「LD-WL54G/PCI」の4製品。
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ユーティリティの設定画面 |