このネットワークは、WIDEプロジェクトの実験用バックボーンを10GbE化したもので、広帯域化されたネットワークで可能となるアプリケーションや、発生する問題などを明確化するための実証実験がおこなわれる予定。ブロードバンドP2PシミュレーションやTCPの高速化、超高速ネットワークでのフロー検証、GMPLS検証などについての実験が検討されている。
各接続拠点で接続している大学・研究機関は以下のとおり。
北陸: 北陸先端科学技術大学院大学、StarBed(TAO)
大阪(NTT堂島): 奈良先端科学技術大学院大学
東京(NTT大手町): 東京大学、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス、TsukubaWAN
この10GbEネットワークは、回線にはNTTコミュニケーションズの広帯域専用線「ギガウェイ」を採用、東京・大阪・北陸の各拠点にシスコシステムズのCatalyst6500を設置して構築された。
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発表資料より、構築されたネットワークの構成(クリックで拡大表示) |