独インテル社は、ドイツのハノーバーで開催中の国際見本市CeBITで、「デジタルカー」のプロトタイプを展示している。道路上でもパソコンを使いたい人のためのクルマ、というコンセプトを実現するために開発されたもので、BMWも協力している。 BMWの『7シリーズ』の後部座席に、インテルのセントリーノ・モバイルテクノロジーをサポートしたタブレットPCとプリンターを装備。GPRSと3G携帯電話による通信や、ワイヤレスLAN機能もある。 移動中も仕事をしたいというエグゼクティブなどがターゲットかもしれないが、ドライブ中までパソコンをいじっているのはどうか、との指摘する来場者もいた。 「デジタルカー」のプロトタイプ(クリックで拡大)