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カメラグランプリ2004に輝いたD70 |
カメラグランプリは、写真・カメラ雑誌13誌のメカニズム担当記者14名が加盟するカメラ記者クラブが主催し、カメラグランプリ実行委員会の運営のもと、毎年日本国内で発売されたスチールカメラの中から最も優れたカメラ1機種を選び、表彰するもの。カメラグランプリは1984年に創設され、今回で21回目となる。
選考委員は、カメラ記者クラブ会員をはじめ、記者クラブ加盟雑誌の編集長または代表者、学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家などで構成される。2004年の選考委員は総勢51名。
D70の主な受賞理由は、以下のようなものだった。普及価格帯のデジタル一眼レフでありながら、上級機をも凌ぐ機能を搭載し、性能、価格、サイズなど、すべてが高次元でバランスのとれたカメラである。高速起動と連続撮影など、これまでのデジタルカメラの弱点を克服。35mmフィルム一眼レフと同等レベルのレスポンスを実現し、実用性、快適性を向上させた点は特筆すべきだ。初心者にもわかりやすい操作メニューなど、ユーザーの間口を広げ、デジタル一眼レフカメラの新しい流れを作り出したといえる。デジタル一眼レフ時代の中核を担う機種として、その卓越した性能と大衆性が評価されるなど。