今回の47Mbpsサービスは、ラボでの試験において下り47Mbps以上のリンク速度が確認されたことにより実現されたもの。理想環境における推測値によると、線路が1.4Mbps以内で損失が15dB以内の場合に、40Mbpsサービスよりもリンク速度が向上するとしている。
ちなみにこの1.4km/15dB以内という数字は、26Mbpsから40Mbpsにアップデートした際に、速度アップが見込める回線条件と同等だ。そのため、26Mbpsから40Mbpsにアップデートして速度が向上したユーザは、47Mbpsサービスにおいても向上が見込めるということになる。
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47Mbpsサービスのラボでの結果(クリックして拡大) |
また、サービス開始当初は上りは最大1Mbpsだが、情報通信技術委員会(TTC)の合意を受けて3Mbpsにアップデートする予定だ。
ちなみにアッカは今回の40Mbpsから47Mbpsへの増速と同じように、最大8Mbpsのモデムのファームウェアを更新することで、最大10Mbpsにアップデートさせたことがある。