文化放送、アテネ五輪の街角レポートでFOMAを用いた音声中継ソリューションを採用 | RBB TODAY

文化放送、アテネ五輪の街角レポートでFOMAを用いた音声中継ソリューションを採用

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 文化放送は、FOMAの64kbpsデータ通信を採用した音声中継ソリューション「mobilestudio」を用いて、アテネ市内の街角レポートを放送する。オリンピックの開催に合わせて行われるもので、平日の5番組で放送される予定だ。

 文化放送では、オリンピック取材要因とは別に、7月末から「モバスタ特派レポーター」として1名をアテネに派遣。mobilestudioを用いて、アテネ市内から人々の暮らし、天気や風景など街角で見つけた話題をレポートする。

 今回採用されているmobilestudioは、NECが開発した音声中継ソリューション。通信回線には、FOMAの64kbpsデータ通信を利用ているが、ACCコーデック、ノイズフィルタや遅延を押さえるなどの処理を行っているため、ラジオ放送で利用できるほどの音声が伝送できるのが特徴だ。

 またオリンピック期間中は、NTTドコモがアテネ市内にFOMAの基地局を設置。サービス内容や料金など、日本国内と同じ条件でFOMAが利用できるため、今回の放送が実施されることになる。

 なおNECでは、mobilestudioは多くのAMやFM局から問い合わせがあり、文化放送のほかTBSラジオでの導入もすでに決まっているとしている。

《安達崇徳》

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