これまでも同社は、さまざまな展示会でAirH"の256kbpsサービスのデモンストレーションを行っていた。しかし、これらで使用されていた端末は、外付けのタイプだったり、PCMCIAであってもPCからはみ出ている部分が大きかったりした。
WIRELESS JAPAN 2004のデモンストレーションで使用されいる端末はPCMCIA型で、小型化されているのが特徴だ。そのため、商用サービスで利用される端末にかなり近づいてきたと言えるだろう。
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AirH"の256kbpsサービスに対応したPCMCIAカードの試作機 |
実際にPCに256kbpsサービス対応の端末を接続して使ってみると、確実に128kbpsサービスよりも速くなっているのが分かる。さらにデータ圧縮を行っているため、おおよそ500kbps程度の体感速度になるとのことだ。
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AirH"の256kbpsサービスでRBB TODYAを表示してみた。PCの右側に見えるのが256kbpsサービスに対応した端末。はみ出ている部分が少ない |
なお、商用サービスの詳細については検討中で、エリアや料金、開始時期などは未定だ。