東芝、4−6月期営業利益141億円の黒字に転換——PC事業の赤字縮小
IT・デジタル
ノートPC
注目記事
拡大写真
東芝が30日発表した2004年4−6月期決算は、営業利益141億円(前年同期413億円の赤字)の黒字に転換した。純利益は、78億円の赤字(前年同期368億円の赤字)となったが、赤字幅は大幅に縮小した。
4−6月期の売上高は、前年同期比12%増の125億円で、主な部門別の業績は以下のとおり。
デジタルプロダクツ部門は、海外向けPCや国内向け携帯電話の伸長により、売上高は13%増の4,871億円。営業利益は、PC事業の構造改革によって改善したものの、ストレージ事業が市場価格の下落によって、106億円の営業赤字となったが、前年同期の赤字より67億円減った。
なお、PCの出荷数は、前年同期比22%増の550万台、売上高は14%増の1,620億円。営業損益は前年の118億円の赤字からの36億円の赤字となり、赤字幅は縮小。
電子デバイス部門は、半導体事業や液晶事業が伸長し、売上高は15%増の3,300億円、営業利益は318億円増の388億円となった。
社会インフラ部門は、売上高14%増の3,040億円、営業利益は158億円の赤字。
家庭電器部門は、売上高は横ばいの1,559億円、営業利益は白物家電の価格下落の影響で27億円に減益となった。
4−6月期の売上高は、前年同期比12%増の125億円で、主な部門別の業績は以下のとおり。
デジタルプロダクツ部門は、海外向けPCや国内向け携帯電話の伸長により、売上高は13%増の4,871億円。営業利益は、PC事業の構造改革によって改善したものの、ストレージ事業が市場価格の下落によって、106億円の営業赤字となったが、前年同期の赤字より67億円減った。
なお、PCの出荷数は、前年同期比22%増の550万台、売上高は14%増の1,620億円。営業損益は前年の118億円の赤字からの36億円の赤字となり、赤字幅は縮小。
電子デバイス部門は、半導体事業や液晶事業が伸長し、売上高は15%増の3,300億円、営業利益は318億円増の388億円となった。
社会インフラ部門は、売上高14%増の3,040億円、営業利益は158億円の赤字。
家庭電器部門は、売上高は横ばいの1,559億円、営業利益は白物家電の価格下落の影響で27億円に減益となった。
《高柳政弘》