サイト別に見ると7月1か月間で、旅行専用サイトでは国内旅行「じゃらんNet」と「旅の窓口」が200万人以上の利用者数を記録。さらに、Yahoo! JAPANの国内外の旅行情報コーナー「Yahoo!ドラベル」も200万利用者を突破している。
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訪問者数100万人以上の主な旅行サイトの利用者数(家庭からのPCによるアクセス)--ネットレイティングス資料より ※ クリックで拡大 |
今回の調査で利用者数218万9千人であった「旅の窓口」は、9月に「楽天ドラベル」(約76万人)と統合されることが発表されており、両サイトの重複利用者数(約34万人)を考慮しても、「じゃらんNet」に並ぶ水準の巨大サイトが誕生するものと注目を集めている。
旅行サイト利用者増の背景には、インターネットによる情報収集や旅行予約の定着があるものと思われるが、景気回復の兆しに加えSARSやテロへの不安感が薄れ夏休み期間の海外旅行者数が前年同期比30.3%増(JTB発表)、さらには国内旅行も増加傾向にあるというこの夏、インターネット利用者も例外ではないようだ。読者の皆さんはこの夏、どのように過ごされただろうか。