ファッションショー形式で行われた製品発表会。モデルはミスユニバースのみなさん |
DSC-T3は、DSC-T1の後継モデル。本体サイズは幅91×奥行き60×厚さ17.8mm、重さ146gの薄型軽量ボディに、有効510万画素の1/2.4型CCDと高輝度・高コントラストの2.5型「クリアフォト液晶」を搭載する。レンズは、カールツァイス「バリオ・テッサー」光学3倍ズームで、開放F値がF3.5〜4.4、焦点距離(35mm判換算)は38〜114mm。電源起動時間は約1.3秒。ボディカラーは、シルバーとブラックの2種類を用意する。10月15日発売で、実売予想価格は60,000円前後。
サイバーショットで最もスリムなDSC-T3 |
カラーはシルバーとブラックの2種類。背面には2.5型液晶を装備 |
DSC-L1は、有効420万画素の1/2.7型CCDとカールツァイス「バリオ・テッサー」光学3倍ズームレンズを搭載したモデル。開放F値はF2.8〜5.1、焦点距離(35mm判換算)は32〜96mm。電源起動時間は約1.9秒。本体サイズは幅95×奥行き44.3×高さ25.7mmで、重さは約122gとなる。液晶サイズは1.5型。ボディカラーは、プラチナシルバーとワインレッド、スターダストブルーの3種類を用意する。11月5日発売で、実売予想価格は40,000円前後。
女性を意識したDSC-L1 |
女性を意識したDSC-L1では、広告キャラクターに韓国の人気俳優「ペ・ヨンジュン」を起用。また、本製品の発売とペ・ヨンジュンの起用を記念して、「サイバーショットL1 プレミアムサイト」をオープンする。
DSC-L1広告キャラクターにペ・ヨンジュンを起用 |
DSC-V3は、有効720万画素1/1.8型CCDとカールツァイス「バリオ・ゾナー」光学4倍ズームレンズ、2.5型液晶を搭載したモデル。開放F値はF2.8〜4、焦点距離(35mm判換算)は34〜136mm。シャッター優先モードや絞り優先モードに加え、マニュアル撮影も可能だ。ナイトショットやナイトフレーミング機能を備えるほか、RAWデータ記録に対応した。メモリースティックとコンパクトフラッシュのダブルスロットを装備。本体サイズは幅119.8×奥行き72×高さ63mm、重さは約360g。11月5日発売で、価格は80,000円前後。
有効720万画素マニュアル機のDSC-V3 |
DSC-V3はコンバージョンレンズなどのアクセサリも充実 |
DSC-M1は、510万画素の写真撮影とMPEG4の動画記録が可能なデジタルカメラ。液晶画面部分が90度可動し、液晶ディスプレイも前後方向に回転する。液晶画面サイズは2.5型。レンズは、カールツァイス「バリオ・テッサー」光学3倍ズームを採用し、開放F値がF3.5〜4.4、焦点距離(35mm判換算)は38〜114mmとなる。電源起動時間は約1.4秒、シャッターラグ約0.24秒、レリーズラグ約0.009秒、撮影間隔約1秒を実現しているという。本体サイズは幅51×高さ114×奥行き27.8mm、重さは約190g。11月19日発売で、実売予想価格は63,000円前後。
MPEG4動画記録や自分撮りが可能なDSC-M1 |
新製品発表会の中で、ソニーマーケティング執行役員の鹿野清氏は、「デジタルカメラの国内出荷台数(2004年4〜7月)は業界前年比がプラス3%であるのに対し、ソニーはプラス20%」と同社の好調な業績をアピールした。
ソニーマーケティング執行役員の鹿野清氏 |
鹿野氏は「ユーザー構成比が新規購入から買い替えまたは買い増しに移行し、買い替え/買い増しが40%を超えた」と語り、「来年には新規購入と買い替え/買い増しが半分ぐらいずつになるだろう」という見解も述べた。
さらに、「シニアユーザーや女性ユーザーが増えている」との現状を説明した上で、「シニア層には使いやすさを、女性層にはファッション性を重視した製品を提供していく」という同社の製品戦略を語った。