東芝、衝撃緩和構造や3D加速度センサー採用のモバイルノート「dynabook SS MX/LX」
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新製品には、ノートPCで初めて3D加速度センサー「東芝HDDプロテクション」機能を採用しているのが特徴。どの方向への動きに対しても振動
を検出し、ディスクから磁気ヘッドを退避することで、HDD損傷やデータ消失のリスクを軽減できる。
さらに、筐体のコーナー部に空洞をつくり、外部からの衝撃を分散するなどの「衝撃緩和トリプル構造」を採用しており、HDDなどの主要部品を保護し、耐衝撃性を高めたモバイルノートPCとなる。
具体的には、本体底面をLCD側の上面より出っ張らせることで落下時のショックからLCDを守るラウンドフォルムデザイン、車のバンパーのようにショックを分散するショックプロテクター、ショック吸収プロテクトラバー、防滴シートを採用している。
dynabook SS MXは、超低電圧版Pentium M 733(1.1GHz)と12.1型XGA液晶ディスプレイ搭載のCentrinoノート。Intel 855GMEチップセット、256Mバイトメモリ、60GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブを装備する。通信機能は、IEEE802.11b/g準拠無線LAN、Bluetooth、Ethernet、モデム、赤外線通信。
インターフェースは、PCカード(TYPE II)スロット、コンパクトフラッシュカード(TYPE II)スロット、SDメモリーカードスロット、USB2.0×3、IEEE1394、ミニD-Sub15ピン、マイク入力、ヘッドホン出力を用意する。
リチウムイオンバッテリーを採用し、バッテリー駆動時間は約7.5時間となる。
本体サイズは幅286×奥行き233×高さ28.9〜32.9mmで、重さは約1.65kg。プリインストールOSは、Windows XP Professional。
発売日は1月21日。価格はオープンで、実売予想価格は「MX/190DK」が22万円前後、Office Personal Edition 2003搭載モデル「MX/190DR」が24万円前後となる。
dynabook SS LXは、Pentium M 730(1.6GHz)と14.1型SXGA+(1,400×1,050ピクセル)液晶ディスプレイ搭載のCentrinoノート。Intel 915PMチップセット、512Mバイトメモリ(DDR2 533MHz対応)、80GバイトHDD(Serial ATA)、DVDスーパーマルチドライブを装備する。グラフィックスチップは、米NVIDIAのGeForce GO 6200 TE(64Mバイトビデオメモリ)。通信機能は、IEEE802.11b/g準拠無線LAN、Bluetooth、Gigabit Ethernet、モデム、赤外線通信を備える。
また、最新のTPMセキュリティチップを搭載し、暗号鍵をCPUやHDDとは独立した場所(TPMセキュリティチップ内)に保持するため、セキュリティが強化される。
さらに、オプションのセカンドHDDを装着することで、「東芝RAID」機能を利用できる。これにより、一方のHDDのデータが消失しても、もう一方のHDDからデータの復旧が可能となる。
インターフェースは、PCカード(TYPE II)スロット、コンパクトフラッシュカード(TYPE II)スロット、SDメモリーカードスロット、USB2.0×2、IEEE1394、ミニD-Sub15ピン、マイク入力、ヘッドホン出力。
リチウムイオンバッテリーを採用し、バッテリー駆動時間は約3.5時間となる。
本体サイズは幅319×奥行き269×高さ22.8〜31.2mmで、重さは約1.99kg。プリインストールOSは、Windows XP Professional。
発売日は3月上旬。価格はオープンで、実売予想価格は「LX/190DK」が24万円前後、Office Personal Edition 2003搭載モデル「LX/190DR」が26万円前後となる。
《高柳政弘》
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