バッファロー、最大108Mbpsの無線LAN製品「AirStation MIMO」を発売 | RBB TODAY

バッファロー、最大108Mbpsの無線LAN製品「AirStation MIMO」を発売

IT・デジタル その他
「WZR-G108/P」
「WZR-G108/P」 全 1 枚
/
拡大写真
 バッファローは、MIMO技術を採用し、理論値最大108Mbpsを実現するIEEE802.11g/b対応無線LAN製品「AirStation MIMOシリーズ」を2月下旬に発売する。

 今回発売されるのは、無線LAN BroadBandルータ「WZR-G108」、無線LANカード「WLI-CB-G108」、両製品をセットにしたモデル「WZR-G108/P」の3種類。価格は順に30,975円、14,490円、38,640円(すべて税込み)。なお、セットモデルのみ3月上旬発売予定。

 MIMOとは「Multiple Input Multiple Output」の略称で、複数のアンテナでデータの送受信を行う無線LAN技術。複数のアンテナで同時通信し、データの合成や復号を行うことで、従来無線LANの2倍となる108Mbps(理論値)という転送速度を実現している。さらに従来の無線LAN技術では苦手とされていた、屋内など障害物が多く存在するマルチパス環境での通信状況を大幅に改善し、安定した高速通信が可能だとしている。

 無線LAN BroadBandルータ「WZR-G108」は、3本のスリーブ型アンテナを搭載し、送信時は複数アンテナで送信し高速化をはかるとともに、受信時はマルチパス環境を効果的に利用し直接波と反射波を受信して合成、複号を行っている。ルータ性能は有線スループット値が最大約94Mbpsで、FTTHにも対応できる数値だ。無線セキュリティは、WPA-PSK(AES/TKIP)に対応するほか、ポートの開閉を監視する「SPI(ステートフル・パケット・インスペクション)」、不正な攻撃をブロックし通知する「アタックブロック」などルータ部にもさまざまなセキュリティ機能を搭載している。さらに、バッファロー独自の無線LAN簡単設定システム「AOSS」に完全対応し、簡単導入ソフト「AirNavigator」、親切機能「フレッツスクエア・プリセット」とあわせて、導入を強力にサポートする。

 無線LANカード「WLI-CB-G108」は、Cardbusに対応し「MIMO」の採用で理論値108Mbpsを実現している。また、MIMO対応機器だけではなく、既存の11gとも互換性があり、従来の11g環境と組み合わせて使用した場合でも、受信感度が上がることにより安定した通信が可能になるとしている。

《村上幸治》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/