検索対象の画像をカタログのように複数表示〜検索エンジン「マーズフラッグ」スタート
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
同エンジンは検索した際に画像がタイル状に複数表示され、あらかじめ目で見て検索結果を選べる。同社の武井信也社長は、「ヤフー、グーグルに続く業界ナンバー3をめざす」としている。
この検索エンジンは同社が独自開発した「画像クローラー」技術を使い、検索対象サイトの画像を拾ってカタログのように複数見せる。トップ画面の画像だけでなく、検索ワードに関連する階層のページも表示できる。ユーザから見れば、事前にビジュアルで選んでから検索結果を閲覧することが可能だ。
また表示される画像サイズはユーザのPC画面のサイズにあわせて自動的に最適化されるが、任意で「大」「中」「小」の3サイズを選べる。たとえば「小」を選べば、「大」とくらべて小さな画像がよりたくさん表示されるしくみだ。
検索対象ページの順位付け方法は、人工知能(AI)を使った独自のアルゴリズムを採用。同社が運用しているオンラインブックマーク・サービスの利用動向などの統計データを一部取り入れ、ユーザの「人気度」を基準にしている。
このほか検索順位を上位にするためにホームページの改修などをするSEO(サーチエンジンオプティマイズ)の影響を受けにくいのも特徴だ。また有害サイト対策としてセーフティー機能(フィルタリング)も搭載している。
同社の武井社長は、「検索エンジン市場に正面から参入する。将来的には海外進出も目指している。検索連動型広告モデルや、アマゾンさんなどのECサイトとの連動なども積極的に行いたい」としている。
《松岡美樹》
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