今年、“やらかしそう”な企業はどこか? “ワースト”・オブ・エイプリルフールのゆくえ
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イギリスの権威あるネットリサーチ会社「The liar」社によれば、今年3月に入ってインターネット・エクスプローラ(IE)のマーケットシェアが急激にダウンしている。一方、Mozilla FoundationのWebブラウザ「Firefox」が爆発的な伸びを示し、なんと3月の1か月だけでマーケットシェア80%とIEを逆転したという。
これについてアメリカの著名なWebアナリスト、マーティン・バーンズ氏は3月31日、「かつてネットスケープとIEの間で起こった『事件』がくり返された。これはネット界の革命だ。エンドユーザはより新しく、安全なものにYesと言った」とコメントしている。
この件についてマイクロソフト側のコメントは得られなかったが、Mozilla Foundationでは、「歴史の必然だ。われわれの技術とユーザビリティが認められた。マーケットは常にいいものに正直だ」と自身たっぷりのコメントを残している……。
エイプリルフールである。われわれ日本人もこんなふうに、毎年毎年、人をかつぐことを楽しむ。「ヨーロッパでできたそんな慣習になんで日本人が浮かれ騒ぐのか?」てな国粋主義的な人はさておき、クリスマスを楽しむのと同じようにわれわれ生マジメな日本人も、いっちょう前にエイプリルフールをエンジョイしようじゃないか。
ちなみにユーモアを解する知的企業であるマイクロソフト社、およびMozilla Foundationは、決してRBB TODAYに対して無粋な抗議など寄こしたりはしないだろうことを確信している。
さて、昨年のエイプリルフールに起こった傑作な出来事のベストワンをあげるとすれば、米グーグル社だろう。「Google」のトップページから「地球の外」の仕事というリンクをたどると、なんと「グーグル社では、月面ホスティング・調査センターの技術者を募っています」なる募集広告が現れた。
それによれば2007年春に開設される月面センターにはWebサーバ2万7,000台が設置され、技術者35名、マッサージ療法士2名、寿司職人1名が雇われると記載されている。「寿司職人1名」というのがなんともナゾだが、まあ冗談にナゾもクソもない。
さらに笑ったのが同社の「Gメール」だ。「保存容量1GBの無料ウェブメール・サービスを提供する」と同時期に発表したために、「これは果たしてウソか、ホントか?」とネット界のあちこちで取り沙汰された。何もこんな時期に発表しなくてもグーグルさん、という感じだが、狼少年が信じてもらえないのは洋の東西を問わないようだ。
ところでみなさんは「日本インターネット エイプリル・フール協会」(JIAFA:Japan Internet April Fool Association)という団体があるのをご存知だろうか? ここには毎年エイプリルフール企画に参加するWebサイトがたくさん集まり、話題を呼ぶ。
ちなみに同団体による「活動の計画」ページを見ると、活動項目の3番目に
「インターネットエイプリル・フール企画に参加しないサイトへの警告」というのがある。
強制ですかぁ?
あるいはこれもネタなんでしょうか。ま、ともかくココにアクセスしてみれば、飲み会のネタのひとつも拾えることは確実だ。
またエイプリルフールのまとめサイト「aprilfool」では、4月バカに関するあれこれを網羅していてなかなかのデキである。
一方、こちらの「エイプリルフール - Wikipedia」も、ウンチクや昨年までのドタバタ劇などを網羅してあっておすすめだ。
さあ今年、いかにも“やらかしそう”な企業・サービスをあげると、Yahoo! Japan、まぐまぐ!、infoseek、All About Japanあたりか。日本の企業もグーグルを見習って、超メガトン級のおバカネタで笑わせてもらいたいものである。
これについてアメリカの著名なWebアナリスト、マーティン・バーンズ氏は3月31日、「かつてネットスケープとIEの間で起こった『事件』がくり返された。これはネット界の革命だ。エンドユーザはより新しく、安全なものにYesと言った」とコメントしている。
この件についてマイクロソフト側のコメントは得られなかったが、Mozilla Foundationでは、「歴史の必然だ。われわれの技術とユーザビリティが認められた。マーケットは常にいいものに正直だ」と自身たっぷりのコメントを残している……。
エイプリルフールである。われわれ日本人もこんなふうに、毎年毎年、人をかつぐことを楽しむ。「ヨーロッパでできたそんな慣習になんで日本人が浮かれ騒ぐのか?」てな国粋主義的な人はさておき、クリスマスを楽しむのと同じようにわれわれ生マジメな日本人も、いっちょう前にエイプリルフールをエンジョイしようじゃないか。
ちなみにユーモアを解する知的企業であるマイクロソフト社、およびMozilla Foundationは、決してRBB TODAYに対して無粋な抗議など寄こしたりはしないだろうことを確信している。
さて、昨年のエイプリルフールに起こった傑作な出来事のベストワンをあげるとすれば、米グーグル社だろう。「Google」のトップページから「地球の外」の仕事というリンクをたどると、なんと「グーグル社では、月面ホスティング・調査センターの技術者を募っています」なる募集広告が現れた。
それによれば2007年春に開設される月面センターにはWebサーバ2万7,000台が設置され、技術者35名、マッサージ療法士2名、寿司職人1名が雇われると記載されている。「寿司職人1名」というのがなんともナゾだが、まあ冗談にナゾもクソもない。
さらに笑ったのが同社の「Gメール」だ。「保存容量1GBの無料ウェブメール・サービスを提供する」と同時期に発表したために、「これは果たしてウソか、ホントか?」とネット界のあちこちで取り沙汰された。何もこんな時期に発表しなくてもグーグルさん、という感じだが、狼少年が信じてもらえないのは洋の東西を問わないようだ。
ところでみなさんは「日本インターネット エイプリル・フール協会」(JIAFA:Japan Internet April Fool Association)という団体があるのをご存知だろうか? ここには毎年エイプリルフール企画に参加するWebサイトがたくさん集まり、話題を呼ぶ。
ちなみに同団体による「活動の計画」ページを見ると、活動項目の3番目に
「インターネットエイプリル・フール企画に参加しないサイトへの警告」というのがある。
強制ですかぁ?
あるいはこれもネタなんでしょうか。ま、ともかくココにアクセスしてみれば、飲み会のネタのひとつも拾えることは確実だ。
またエイプリルフールのまとめサイト「aprilfool」では、4月バカに関するあれこれを網羅していてなかなかのデキである。
一方、こちらの「エイプリルフール - Wikipedia」も、ウンチクや昨年までのドタバタ劇などを網羅してあっておすすめだ。
さあ今年、いかにも“やらかしそう”な企業・サービスをあげると、Yahoo! Japan、まぐまぐ!、infoseek、All About Japanあたりか。日本の企業もグーグルを見習って、超メガトン級のおバカネタで笑わせてもらいたいものである。
《松岡美樹》