松下、デジタルハイビジョンテレビ「VIERA」9機種を発表 CMキャラクターの小雪も登場
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PX500シリーズは、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2個搭載したプラズマテレビ。製品ラインアップは、50V型、42V型、37V型の3種類を用意する。実売予想価格は大きいサイズから順に、65万円前後、50万円前後、40万円前後。
LX500シリーズは、デジタルWチューナーと、動画のぼやけを低減する新開発の「クリアフォーカス駆動」技術を搭載した、高級タイプのデジタルハイビジョン液晶テレビ。液晶パネルには、上下左右視野角176度のIPS方式を採用する。製品ラインアップは、32V型と26V型の2種類。実売予想価格は、32V型が35万円前後、26V型は30万円前後となる。
LX50シリーズは、スタンダードタイプのデジタルハイビジョン液晶テレビ。サイズは、32V型、26V型、23V型、19V型の4種類。32V型と26V型の液晶パネルには、上下左右視野角176度のIPS方式を採用する。実売予想価格は大きいサイズのほうから、30万円前後、25万円前後、20万円前後、16万円前後の見込み。
同社パナソニックマーケティング本部本部長の牛丸俊三氏は、今年のテーマとして「映画を見るならプラズマ」と述べ、「プラズマテレビは、リビングの明るさで見ると、黒が締まってくっきり、きれい」とアピールした。薄型テレビの戦略としては、37V型以上はプラズマ、32V型以下は液晶で、商品を展開していくという。
また牛丸氏は、家電量販店の展示コーナーの実情を次のように述べた。「最近、(一部の大型家電)量販店に行くと、プラズマテレビのコーナーの照明が落とされている。これは、一般的な家庭のリビングルームの明るさが約150ルクスに対し、量販店の明るさは約2,000ルクスと大きな差があるために、リビングの明るさに合わせての演出だ」と説明。
同社はプラズマテレビの長所を一般消費者に理解させるため、量販店とともにこの点をさらに訴求していくという。
《高柳政弘》
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