シャープ、テレビやDVDなどが高画質液晶画面で楽しめるAVノートパソコン3機種を発売
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価格はオープンだが、同社によるとPC-XG70Jは25万円前後、PC-XG50Jは19万円前後、PC-AL70Jは18万円前後が予想されているという。
PC-XG70J/50Jは、独自の「デュアルファインテクノロジー」を採用し輝度が約630cd/m2の、15型ASV方式ブラックTFT液晶ディスプレイを搭載するほか、TVチューナーも内蔵されたモデル。動きの速いシーンをより見やすくキレのある映像で再現できる「QS(Quick Shoot)技術」などの先進機能により、パソコン画面はもちろんテレビなどのAVコンテンツを美しく映し出せるという。またスピーカー部には、振動板に木を採用したウッドスピーカーとウッドウーハーが採用されている。
一方のPC-AL70Jは、AV入力端子を採用し本機とビデオデッキを接続することで、ビデオテープに保存されている映像を1枚のDVDにぴったりダビングできる機能が搭載されたモデル。画面には15型高輝度ピュアクリーン液晶ディスプレイを採用し、薄さ3cmのスリムボディーを実現している。
PC-XG70Jと50Jの違いは、CPUとメインメモリおよびHDD容量と無線LAN機能の有無。XG70Jには、低電力モバイルAthlon64プロセッサ 2800+、512Mバイトメモリ、約160GバイトHDD、IEEE802.11b/g準拠の無線LANを搭載。一方の50Jには、低電力モバイルSempronプロセッサ 2800+、256Mバイトメモリ、約80GバイトHDDが搭載されており、無線LANは有料アップグレードにて内蔵可能となっている。
そのほかの部分は共通で、光学ドライブにはDVD+Rの2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブを内蔵。インターフェースには、Ethernet、USB2.0×4、IEEE1394×1、PCカードスロット(TYPE II)、SDメモリカード/メモリースティックスロット、VGA出力、Sビデオ出力を装備している。
本体サイズは幅約329×奥行き約297.5×高さ約48.7〜約55.5mm、重さは約3.9kg(70J)/約3.8kg(50J)。バッテリー駆動時間はJEITA準拠で約1.6時間。プリインストールOSにWindowsXP Home Edition SP2を採用しているほか、Microsoft Office Personal Edition 2003 SP1などもインストールされている。
PC-AL70Jは、低電力モバイルSempronプロセッサ 2800+、256Mバイトメモリ、約80Gバイト、IEEE802.11b/g準拠の無線LANを搭載。光学ドライブには同じく、DVD+Rの2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブを内蔵している。インターフェースには、Ethernet、USB2.0×4、IEEE1394×1、PCカードスロット(TYPE II)、VGA出力、AV入力を装備。
本体サイズは幅約326×奥行き約273×高さ約29.7〜約39.0mm、重さは約2.9kg。バッテリー駆動時間はJEITA準拠で約2.4時間。プリインストールOSなども同様に、WindowsXP Home Edition SP2を採用しているほか、Microsoft Office Personal Edition 2003 SP1などがインストールされている。
●PC-XG70J
CPU:低電力モバイルAMD Athlon 64 2800+
メモリ:512Mバイト
HDD:160Gバイト
無線LAN:IEEE 802.11b/g
重さ:約3.9kg
予想価格:25万円前後
●PC-XG50J
CPU:低電力モバイルAMD Sempron 2800+
メモリ:256Mバイト
HDD:80Gバイト
無線LAN:オプション
重さ:約3.8kg
予想価格:19万円前後
●PC-AL70J
CPU:低電力モバイルAMD Sempron プロセッサ 2800+
メモリ:256Mバイト
HDD:80Gバイト
無線LAN:IEEE 802.11b/g
重さ:2.9kg
予想価格:18万円前後
※各モデルともオープンプライス。予想価格はシャープによるもの
《村上幸治》
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