NETCINEMA.TV、ホラー作家・平山夢明らの手によるオムニバス・ホラー『「超」怖い話』配信
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同作品は平山夢明、矢部美穂のほか、俳優の津田寛治、落語家の快楽亭ブラック、石川均がそれぞれ監督したショートホラー5作品からなるオムニバスだ。製作・配給は竹書房。
この企画はもともと、学生時代に自主制作映画を撮っていた作家の平山に、竹書房が初監督作品の話をもちかけたことで実現した。平山が矢部美穂ら4人に声をかけるなど、自ら監督の人選も行ったという。
5作品の内訳は以下のとおりだ。
◆「悪霊」津田寛治/監督・脚本・主演
悪夢を見て目覚めたある男。彼は幼い頃からよく霊を見ていた。だが男がその日見た悪夢の正体は、霊より恐ろしいものだった……。津田自身の手による脚本が冴えたショートホラー。
◆「カフカの夜」矢部美穂/初監督・主演
新婚夫婦が立ち寄った「占いの館」。そこで新妻は不気味な予言を宣告される。その日から幸せだった彼女の身辺に異変が起こる。
◆「すげぇ!アニキ」遠藤憲一/主演・初脚本監修、石川均/監督
暗黒街の伝説の男と、彼を崇拝するチンピラの2人組が隠れ住むアジトが、500人のヒットマンに包囲された。さて、伝説の男はどう窮地を打開するのか? 5作品の中ではピカイチの出来。こういう「ホラー」もアリなのだ。
◆「『四谷怪談』でござる」快楽亭ブラック/初監督・脚本・主演
落語界きっての映画通・ブラック師匠が、15分のワクで四谷怪談を再現しながら笑いを追求した作品。
◆「深夜ノ墜落」平山夢明/初監督・脚本
通りすがりのOLに「一緒に死のう」ともちかける狂った女。その異常な執念がOLを破滅に導く。
なお同作品はまず劇場公開されたのちにネット配信される。劇場公開の日程は、6月25日にシネカノン有楽町で「前夜祭スペシャル・ナイト」(舞台挨拶あり)。7月2日〜8日に渋谷シネ・ラ・セットで「1週間限定レイトショー公開」(同)。
ネット配信の帯域は、1Mbps、500kbps、56kbpsの3帯域。視聴にはWindows Media Playerを使用する。
《松岡美樹》
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