パイオニア、自動音場設定機能搭載などDVD5.1chサラウンドシステム3機種 | RBB TODAY

パイオニア、自動音場設定機能搭載などDVD5.1chサラウンドシステム3機種

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 パイオニアは、DVD5.1chサラウンドシステム「スマートシアターシリーズ」の新ラインアップとして、デジタルワイヤレススピーカーや自動音場設定機能を搭載した「Smart theater 535」と、3スポットフロントサラウンドを搭載した「Smart theater 333/232」の3機種を6月中旬に発売する。価格はオープン。

 DVD再生機能は、3機種共通となっており、DVD/CDのパッケージソフトのほか、MP3やWMA、JPEG、DivXなどのファイルが再生可能なほか、ビデオモード録画された片面2層のDVD-R DLの再生にも対応している。

 音声入力フォーマットは、ドルビーデジタルやDTSに加え、ドルビープロロジックIIにも対応。また、Smart theater 535と同333は、MPEG2 AACデコーダーも搭載しており、デジタル入力によりBS/地上デジタル放送での5.1chサラウンドが楽しめる。

 Smart theater 535は、ワイヤレスでかつ高音質を実現する「2.4GHzデジタル伝送方式」を採用したリアスピーカーが組み込まれたモデル。ワイヤレスリアスピーカーの置き場所により、サラウンド効果が高められる3つのワイヤレス専用の新音場モードが搭載されているほか、キッチンなど別の空間にワイヤレススピーカー部を持ち込んで、CDや外部入力音源を楽しめる「ステレオモード」も搭載されている。

 また、新たに自動音場設定機能「MCACC(Multi-Channel Acoustic Calibration System)」を搭載。これは、録音スタジオにおけるモニタリング手法と同一レベルの音場調整が行える音場補正技術で、付属されたセットアップマイクを使い、各スピーカーの音量、距離、音質を最適な状態に設定してくれるというもの。通常、複雑で難しいとされるサラウンド環境の設定が、最短2分程度で簡単に行える。

 Smart theater 333/232は、後方にスピーカーの設置スペースがない場合などにリアスピーカーをフロントスピーカーの上に設置し、すべてのスピーカーを前に設置してもサラウンド音場が楽しめる「3スポットフロントサラウンド」を採用したモデル。リアスピーカーを後方に設置することも可能で、環境に合わせ「通常5.1chサラウンド」と「3スポットフロントサラウンド」のスピーカー設置が選択できる。

 333には、535と同様の自動音場設定機能を搭載。一方の232は、アンプ部にデジタル入力端子を持たない廉価モデルとなっている。

《村上幸治》

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