究極の暗号通信技術「量子暗号」が実用に一歩前進。14日連続動作に成功
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日本電気(NEC)、情報通信研究機構(NICT)、パワードコムは、「量子暗号技術」において商用光ファイバーを用いた実験に成功したと発表した。
ここでは、約16kmの光ファイバーを利用し、14日間以上の実証実験を実施。世界最速の平均13kbpsの最終鍵の生成に成功した。
量子暗号技術は、光の粒子の1つずつを監視することで、盗聴を検出する技術。伝送路(光ファイバー)の途中で盗聴があれば、この光の粒子に変化が表れ、検出できるというわけだ。
これまで、伝送路の遅延変動や反射、散乱光の影響により、長時間にわたる安定動作が実現できなかった。今回の実験では、これらの問題を解消することで、長時間にわたる動作が実現した。
実験に参加した3者は、「実用化に大きく近づいたことを意味する」と今回の成果を評価している。
ここでは、約16kmの光ファイバーを利用し、14日間以上の実証実験を実施。世界最速の平均13kbpsの最終鍵の生成に成功した。
量子暗号技術は、光の粒子の1つずつを監視することで、盗聴を検出する技術。伝送路(光ファイバー)の途中で盗聴があれば、この光の粒子に変化が表れ、検出できるというわけだ。
これまで、伝送路の遅延変動や反射、散乱光の影響により、長時間にわたる安定動作が実現できなかった。今回の実験では、これらの問題を解消することで、長時間にわたる動作が実現した。
実験に参加した3者は、「実用化に大きく近づいたことを意味する」と今回の成果を評価している。
《安達崇徳》