走行中の自動車でも108Mbpsの通信に成功
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産学官共同のSIMPLEプロジェクトは、108Mbpsの通信局を用いた走行中の自動車とインターネットの接続実験に成功したと発表した。ITU-Rにて第4世代移動通信が目指す100Mbpsの通信だが、現在の技術で実用可能であることが示されたとしている。
この実験成果だが、ネットワーク関連機器や技術の総合イベント「NetWorld+Interop Tokyo 2005」に出展される。
実験では、横須賀リサーチパーク内の道路(約1km)を使用。インターネットに接続された5GHzの無線LANアクセスポイントが道路沿いに設置されており、自動車にはモバイルルータを搭載。ハンドオーバーが可能になっている。
具体的には、IEEE 802.11aのTurboモードを採用し、108Mbpsの通信速度を実現している。また、パケット単位での多重化技術「PDMA」を採用することで、ハンドオーバー時のパケット損失が解消されている。これにより、高画質映像の送信や受信、IP電話を利用しても支障がないことが確認されたという。
なお、SIMPLEプロジェクトは、高速移動無線通信システムを開発するプロジェクト。慶應義塾大学、東京大学、東京工業大学、情報通信研究機構やルートも参加している。
この実験成果だが、ネットワーク関連機器や技術の総合イベント「NetWorld+Interop Tokyo 2005」に出展される。
実験では、横須賀リサーチパーク内の道路(約1km)を使用。インターネットに接続された5GHzの無線LANアクセスポイントが道路沿いに設置されており、自動車にはモバイルルータを搭載。ハンドオーバーが可能になっている。
具体的には、IEEE 802.11aのTurboモードを採用し、108Mbpsの通信速度を実現している。また、パケット単位での多重化技術「PDMA」を採用することで、ハンドオーバー時のパケット損失が解消されている。これにより、高画質映像の送信や受信、IP電話を利用しても支障がないことが確認されたという。
なお、SIMPLEプロジェクトは、高速移動無線通信システムを開発するプロジェクト。慶應義塾大学、東京大学、東京工業大学、情報通信研究機構やルートも参加している。
《安達崇徳》