パイオニアと三菱化学メディア、次世代ライトワンス型光ディスクの共同開発に成功
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パイオニアと三菱化学メディアは9日、スピンコート法による記録層に有機色素系記録材料を用いた次世代ライトワンス型光ディスクの共同開発に成功したと発表した。
試作品は、片面1層で25Gバイトの記録容量を持つライトワンス型Blu-rayディスクに相当するもの。1.1mm厚のポリカーボネイトを基板に用い、反射膜(合金)上にスピンコート法で有機色素系記録材料を製膜した記録層と0.1mm厚のカバー層で構成される。
記録・再生時の特性は、ジッター6.0%、反射率40%と、再生専用のBlu-rayディスクとほぼ同等の特性をもっているという。
今回採用したスピンコート法は、すでに実用化されているCD-RやDVD-Rなどの記録層の製法と同様のため、大規模な設備投資は必要なく、短時間でディスクを製造できるとしている。
開発成功の要因は、スピンコート法での製膜に適し、かつ十分な反射率と安定した品質を得られる有機色素系記録材料を新たに開発したことだという。
試作品は、片面1層で25Gバイトの記録容量を持つライトワンス型Blu-rayディスクに相当するもの。1.1mm厚のポリカーボネイトを基板に用い、反射膜(合金)上にスピンコート法で有機色素系記録材料を製膜した記録層と0.1mm厚のカバー層で構成される。
記録・再生時の特性は、ジッター6.0%、反射率40%と、再生専用のBlu-rayディスクとほぼ同等の特性をもっているという。
今回採用したスピンコート法は、すでに実用化されているCD-RやDVD-Rなどの記録層の製法と同様のため、大規模な設備投資は必要なく、短時間でディスクを製造できるとしている。
開発成功の要因は、スピンコート法での製膜に適し、かつ十分な反射率と安定した品質を得られる有機色素系記録材料を新たに開発したことだという。
《高柳政弘》