Dreamweaver向けにMovable Typeのタグが使えるプラグインがリリース
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これは、「Dreamweaver MX 2004」で「Movable Type 3.17」(MT)に対応したテンプレートをカスタマイズできるというものだ。Movable Type 2に対応した同様なプラグインは、海外では提供されていたが、バージョン3に対応したタグが使えるものは、今回の発表が世界初となる。
「Dreamweaver拡張機能 for Movable Type 3」には、3つの特徴がある。まず、コードヒントと呼ばれる、タグやグローバルアトリビュートのキー入力補完機能だ。MTタグや使えるアトリビュートの候補をバルーン表示し、コンテナタグの閉じタグも生成してくれる。タグを覚えきっていない人のためには、「タグ選択」メニューによって、GUI操作で必要なコードを生成できる。そして、「リファレンス」機能でMovable Type 3がサポートするすべてのタグのオンラインヘルプ(日本語)も実装されている。
これらの機能によって、Webデザイナーやクリエイターは、Movable Typeのタグを意識することなく、HTMLの延長線のような形で自然にコーディングできるようになる。ウェブログは、日記サイトだけでなく企業のホームページやイントラネットのCMSとしての利用が進んでいるというが、マクロメディアとしてはDreamweaverでウェブログの更新をしている人への便宜が図れるメリットがある。シックス・アパートとしてもMovable Typeの管理画面より簡単にページの更新が可能になり、お互いの市場効果を期待している。
事実、「マクロメディア集中ゼミ」の中のシックス・アパートのセッションは、募集開始からわずか6日間で定員に達し、急きょ人数を拡大するとともに募集を打ち切ったほどだ。しかも応募者は当然このプラグインのことは聞かされずに応募しており、会場でリリースを知ることになる。
なお、このプラグインは、マクロメディアのサイトの「デベロッパーセンター」から無償でダウンロードできる。ダウンロードは6月14日午前11時のリリースと同時に可能になるという。
《RBB TODAY》
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