ソフォス、ウィルスによる「キーロガー」犯罪の急増を警告
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法人向けウイルス/スパム対策大手のソフォスは17日、トロイの木馬系のコンピューターウィルスによる「キーロガー」が急激に増加していると警告した。
トロイの木馬は、メールの添付またはWebサイトへのリンクにより犯罪のターゲットとなる組織に配布されるウィルスで、感染後は遠隔地のクラッカーにより機密情報の盗難などさらなる攻撃に悪用されてしまうというもの。キーロガーは、キーボードからの入力を監視して記録するソフトのこと。
ソフォスでは、昨年キーロガーを設置するトロイの木馬だけで3倍も増加しており、これらの攻撃の規模は大きくなっていると想定。特に、コンピュータ内に保存された非常に重要な情報を盗むコンピュータウイルス、ワーム、スパイウェアなどのマルウェアが毎日数十種も発生しているという。
これについて同社では、「機密情報の漏えいを回避するためにシステムをよりセキュアに保つことへの喚起にもなっており、ビジネスで使用されるすべてのコンピュータは、最新のウイルス対策ソフトとパーソナルファイアウォールで保護しなければならない」と注意を促している。
トロイの木馬は、メールの添付またはWebサイトへのリンクにより犯罪のターゲットとなる組織に配布されるウィルスで、感染後は遠隔地のクラッカーにより機密情報の盗難などさらなる攻撃に悪用されてしまうというもの。キーロガーは、キーボードからの入力を監視して記録するソフトのこと。
ソフォスでは、昨年キーロガーを設置するトロイの木馬だけで3倍も増加しており、これらの攻撃の規模は大きくなっていると想定。特に、コンピュータ内に保存された非常に重要な情報を盗むコンピュータウイルス、ワーム、スパイウェアなどのマルウェアが毎日数十種も発生しているという。
これについて同社では、「機密情報の漏えいを回避するためにシステムをよりセキュアに保つことへの喚起にもなっており、ビジネスで使用されるすべてのコンピュータは、最新のウイルス対策ソフトとパーソナルファイアウォールで保護しなければならない」と注意を促している。
《村上幸治》