米アドビ、3四半期連続の過去最高売上を記録 | RBB TODAY

米アドビ、3四半期連続の過去最高売上を記録

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 アドビ システムズは22日、米アドビ システムズの2005年度第2四半期(2005年3月5日〜6月3日)業績を発表した。同四半期は創立以来、過去最高の売上高となった。
 アドビ システムズは22日、米アドビ システムズの2005年度第2四半期(2005年3月5日〜6月3日)業績を発表した。同四半期は創立以来、過去最高の売上高となった。 全 1 枚
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 アドビ システムズは22日、米アドビ システムズの2005年度第2四半期(2005年3月5日〜6月3日)業績を発表した。第2四半期の売上高は、前年比21%増の4億9,600万ドルで、同社創立以来の過去最高を記録。営業利益は28%増の1億8,220万ドル、純利益は37%増の1億4,980万ドルとなった。

 2005年上期(2004年12月〜2005年5月)では、売上高が16%増の9億6,890万ドル、営業利益が16%増の3億5,290万ドル、純利益が30%増の3億170万ドル。

 これら好決算の要因を、米アドビ システムズ副社長兼アドビ システムズ代表取締役社長の石井幹氏は、「米国ではすでに販売しているCreative Suite 2とAcrobat 7ファミリーが好調なためだ」と説明した。

 地域別の売上比率は、米が48%、ヨーロッパ・中東が30%、アジアが22%。なお、デジタルイメージングの市場は、日本が最も進んでいるという。

 事業部門別の売上比率は、PhotoshopやPremiereのデジタルイメージング&ビデオ部門が23%、Creative Suiteのクリエイティブプロフェッショナル部門が37%、Acrobatのインテリジェントドキュメント部門が36%、OEM部門が4%。

 売上に占める研究開発費の比率は、2004年度が18.7%、2005年度(上期)は18.2%となっている。

 なお、2005年度の業績見通しは、売上高が第1四半期時点の目標から2,500万ドル増の約19億2,500万ドルとなった。

《高柳政弘》

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