米アドビ、3四半期連続の過去最高売上を記録
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
2005年上期(2004年12月〜2005年5月)では、売上高が16%増の9億6,890万ドル、営業利益が16%増の3億5,290万ドル、純利益が30%増の3億170万ドル。
これら好決算の要因を、米アドビ システムズ副社長兼アドビ システムズ代表取締役社長の石井幹氏は、「米国ではすでに販売しているCreative Suite 2とAcrobat 7ファミリーが好調なためだ」と説明した。
地域別の売上比率は、米が48%、ヨーロッパ・中東が30%、アジアが22%。なお、デジタルイメージングの市場は、日本が最も進んでいるという。
事業部門別の売上比率は、PhotoshopやPremiereのデジタルイメージング&ビデオ部門が23%、Creative Suiteのクリエイティブプロフェッショナル部門が37%、Acrobatのインテリジェントドキュメント部門が36%、OEM部門が4%。
売上に占める研究開発費の比率は、2004年度が18.7%、2005年度(上期)は18.2%となっている。
なお、2005年度の業績見通しは、売上高が第1四半期時点の目標から2,500万ドル増の約19億2,500万ドルとなった。
《高柳政弘》
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