アドビ、ユーザーイベント「Adobe Creative Suite 2 Debut Fair」を開催 国内初の一般公開
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
米国ではすでに発売済みで、国内でも7月上旬に発売となるCreative Suite 2について、米アドビ システムズのプロダクトマネージメント シニアディレクターで、クリエイティブプロフェッショナル製品を担当するマーク・ヒルトン氏は、「アイデアの伝達がさらに容易になった。アイデア以外はすべて揃っている」とアピールした。
また、アドビ システムズ マーケティング部の西山正一氏が、Creative Suite 2のデモを行った。西山氏は、まず、Photoshop CSのファイルブラウザが進化し、Creative Suite 2全体のデータを一元管理できる単独ソフト「Adobe Bridge」を説明。
Adobe Bridgeでは、Photoshop CS2、Illustrator CS2、InDesign CS2のカラー設定を1クリックで同期できる機能や、サムネールの表示サイズをスライダーで無段階に調節できる機能を披露した。ほかにも、RSSリーダーや、ストックフォトライブラリーにアクセス可能なサービス「Adobe Stock Photos」も利用できるようになっている。さらに、複数のCamera RAWファイルの現像処理を一括で行えるのが特徴だという。
Photoshop CS2では、パース(遠近感)を自動調整しながらコピー&ペーストできる「Vanishing Point」機能をデモした。
Illustrator CS2では、ビットマップ画像を1ボタンでベクトルデータに変換する「ライブトレース」機能、バケツをオブジェクトの上に移動させるとペイント可能領域のエッジをハイライト表示し、1クリックでペイントできる「ライブペイント」機能などを解説。
InDesign CS2では、Adobe BridgeからPhotoshopやIllustratorのネイティブファイルをInDesign上のページに直接ドラッグ&ドロップできる機能を紹介した。
《高柳政弘》
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