ボーズ、米軍用規格をクリアしたパイロット/クルー用ノイズキャンセリングヘッドセット
IT・デジタル
その他
注目記事

Aviation Headset Xでは、民生用ノイズキャンセリングヘッドホン「QuietComfort 2」にもフィードバックされた、独自の「アコーステックノイズキャンセリングヘッドセット」技術をはじめ、数々の特許技術を投入している。
また、同社特許の「トライポート」テクノロジーの採用などにより、イヤーカップの小型軽量化と、クランプ圧(頭を挟み込む力)の大幅な減少化(従来型ヘッドセットの約半分)を両立し、装着時の圧迫感を排除している。ヘッドセットの重さは340g。
なお、従来型のヘッドセットは、ヘッドバンドのクランプ圧を極限まで上げ、大きなイヤーカップを採用することで騒音低減を図ってきた。
ヘッドセットの音響性能を向上させるために、独自のアクティブイコライゼーションによる音質補正技術を採用。その効果は、米空軍の明瞭度評価テストにおいて、115dBの騒音下で95%の高スコア(一般的には80%程度)を記録したことでも実証されているという。
《高柳政弘》
特集
この記事の写真
/