Webコミュニケーションソリューション「Macromedia Breeze 5」日本語版を発表
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
Breezeは、Flashプラットフォームを活用しており、世界中で98%のPCにインストールされているといわれるMacromedia Flash Playerを利用するため、エンドユーザは面倒なセットアップをすることなく、誰でもすぐに使える。また、コンテンツ作成には、Flashのオーサリング知識が不要。Microsoft Officeツールを利用して、わずか数時間でコミュニケーションやトレーニングの作成、実施、効果測定が可能だ。さらにSSL通信に対応しているので、特定ユーザを対象とする情報なども安全に配信することができる。
Breezeシステムは、Breeze Communication Server 5.0をベースにリアルタイムとオンデマンドコミュニケーションを実現するための4つのアプリケーションから構成されている。
・Breeze Meeting
リアルタイムでWeb会議やWebセミナーを開催。Webカメラからの映像の取り込み、参加者リストの表示、テキストチャット、PowerPointのスライド表示、デスクトップの画面共有、遠隔地からファイルの更新を可能にする。
・Breeze Presenter
ナレーション付きの自習型のe-ラーニング コースや、オンデマンドプレゼンテーションをPowerPointで作成する。スライドの検索機能なども盛り込む。
・Breeze Training
e-ラーニングのコースやカリキュラムを管理。資料のダウンロード、クイズの出題機能によって、よりトレーニングの理解度を深められるほか、受講者別に受講・テスト結果の集計ができることにより、講師側の負担を軽減する。
・Breeze Events
大規模なWebイベントやWebプレゼンテーションのユーザ登録管理、予告通知。参加者2,000人を超える大規模イベントのサポート機能もある。
製品ラインナップは、商用版とエデュケーション版があり、企業や組織のニーズに応じ、上記4つのアプリケーションを組み合わせて利用できる。サーバの利用形態は、ホスティングサービス(ASP)とサーバライセンスがある。
なお、7月14日と15日に青山テピア(東京都港区)で開催されるBSC TOKYO 2005と7月20日から22日に東京ビックサイトで開催される「e-Learning WORLD 2005」の出展社ワークショップにおいて、同製品の紹介やデモンストレーションがあるので、興味のある方は実際に足を運んでみてはいかがだろう。
(工藤めぐみ)
《RBB TODAY》
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