日立、デジタルWチューナー&HDD搭載のプラズマ/液晶TVなど CMキャラクターに黒木瞳を起用
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Wooo8000シリーズのラインアップは、55V型/42V型/37V型の地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ6機種と、IPS方式の液晶パネルを採用した37V型/32V型の地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ4機種。このうち5機種には、160GバイトのHDDレコーダーと、デジタルダブルチューナー(地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー×2)を採用しているのも大きな特徴だ。
Wooo8000シリーズとW26L-H80の発売日および価格は以下のとおり。
・プラズマ 55V型「W55P-HR8000」(*) 9月下旬 861,000円
・プラズマ 55V型「W55P-H8000」 9月中旬 798,000円
・プラズマ 42V型「W42P-HR8000」(*) 9月中旬 630,000円
・プラズマ 42V型「W42P-H8000」 8月中旬 567,000円
・プラズマ 37V型「W37P-HR8000」(*) 9月中旬 546,000円
・プラズマ 37V型「W37P-H8000」 8月中旬 483,000円
・液晶 37V型「W37L-HR8000」(*) 9月中旬 546,000円
・液晶 37V型「W37L-H8000」 8月中旬 483,000円
・液晶 32V型「W32L-HR8000」(*) 9月中旬 441,000円
・液晶 32V型「W32L-H8000」 8月中旬 378,000円
・液晶 26V型「W26L-H80」 9月中旬 294,000円
*のHRタイプは、デジタルWチューナー&160GバイトHDD搭載モデルとなる。デジタル放送を見ながら、ハイビジョンデジタルの裏番組録画を実現した。
プラズマのW55Pは解像度が1,366×768ドット、輝度が1,000cd/m2、コントラスト比は2,000:1。W42PとW37Pは、解像度が1,024×1,024ドット。輝度は、W42Pが1,400cd/m2、W37Pが1,300cd/m2、コントラスト比はW42Pが3,000:1、W37Pが2,500:1となる。
液晶のW37LとW32Lは、解像度が1,366×768ドット、輝度が500cd/m2、視野角176度。コントラスト比は、W37Lが800:1、W32Lが880:1。
Wooo8000シリーズのインターフェースには、D4×2、HDMI×2、Sビデオ入力×3、SDメモリーカードスロットなどを装備している。
また、Wooo8000シリーズの発売を機に、同社映像ブランド「Wooo」のCMキャラクターとして、女優の黒木瞳を起用した。なお、黒木瞳は、薄型テレビをはじめ、DVDレコーダー、DVDビデオカメラ、液晶プロジェクターといったデジタル家電製品の顔として、さまざまな広告に登場する予定だという。
黒木瞳は、「仕事柄、映像のクオリティにはこだわる方で、Woooのブランドキャラクターに決まる以前から、プラズマテレビWoooを愛用しています」と紹介。Woooを選んだ理由は、「知人からWoooを薦められたから」と説明した。
以下は、発表会の質疑応答から、日立幹部のコメントを紹介する。
「現状のプラズマ市場は、松下電器に凌駕されているが、トップシェア35〜40%を目指す。液晶市場では、日立の液晶ブランドが認知されていないので、早期にシェア10%を超えたい」
「大型サイズのプラズマTVは画素が不足している。M社の65型プラズマTVは画素が粗いと実感。50インチ以上は、フルHDが必要だと考えている」
「昨年末は、2010年に1インチ5,000円を想定していたが、現在では2008年、早くて2007年に1インチ5,000円になると予想している」
イオンが発売した10万円の32インチ液晶テレビについては、「中国(台湾)の製品と国内製品を比べると、品質(不良品率)が6〜7倍も違う。さらに、地上デジタルにも対応していない。海外では、それらを含めたテレビと戦っており、何の問題もなくビジネスができている」とコメントした。
《高柳政弘》
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