松下、手ブレ補正搭載の600万画素デジカメ「LUMIX DMC-FX9」 FX8の上位モデル
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6月に発売したFX8からの変更点は、CCDの解像度が500万画素から600万画素にアップし、2.5型液晶ディスプレイの解像度が倍増の20.7万画素になったこと。FX9の画像処理エンジンは、FX8と同じ「ヴィーナスエンジンプラス」を採用するが、バッテリー寿命はFX8の300枚から270枚に減少している。
レリーズタイムラグは最短0.006秒を実現。連写機能は、毎秒3コマ、最大8コマ(スタンダード)/最大6コマ(ファイン)の高速連写が可能なほか、従来同様SDメモリーカードの容量いっぱいまで撮影できるフリー連写モードを備える。
記録画像のアスペクト比は、通常の4:3とワイド画面テレビ向けの16:9に加え、FX9では35mm判フィルムと同じ3:2で撮影できるようになった。シーンモードに「星空モード」と「キャンドルモード」の2種類を追加。静止画の最大記録解像度は、2,816×2,112ピクセル。
カラーバリエーションは、マット調のツヤ消し処理した「シルキーシルバー」、ソフトタッチの触感塗装を施した「コンフォートレッド」「エクストラブラック」、グロス調の光沢塗装を施した「モーブグレー」の4色を用意する。
そのほかの機能およびスペックは、FX8と共通。光学3倍ズームのライカDC VARIO-ELMARITレンズを採用し、レンズ構成は6群7枚(光学式手ブレ補正機構内蔵)となる。焦点距離は5.8〜17.4mm、画角は35mm判換算で35〜105mmに相当。開放F値は、F2.8〜F5.0。感度は、ISO80、100、200、400に相当する。
記録メディアは、SDメモリーカード/マルチメディアカードに対応する。動画は、640×480ピクセル、30fpsで撮影可能だ。
本体サイズは幅94.1×高さ50.5×奥行き24.2mm、重さは約127g(バッテリー、記録メディア除く)。
《高柳政弘》
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