ノーテル、企業向けLANスイッチ製品を拡充。新たに2機種を販売開始
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「Nortel Ethernet Routing Switch 5530-24TFD」は中規模企業および大企業向けの10ギガ対応のレイヤー2/3スイッチであり、大規模ネットワークのエッジスイッチとして、また中小規模ネットワークではコアスイッチとして利用できる。8台までスタック(積み重ね)でき、8台スタック時には最大で640Gbpsの帯域を実現する。
ノーテル独自のDMLT(Distributed MultiLink Trunking)を搭載しており、各スイッチ間の複数の経路を論理的に1本のリンクとして束ねるリンクアグリゲーションに対応し、単一の経路に依存しない二重化構成によって耐障害性を高めるとともに、帯域幅を拡大する。
また、この製品を同社のコア向けレイヤー2/3スイッチ「Nortel Ethernet Routing Switch 8600」(旧Passport 8600)と組み合わせることで、独自の冗長化技術「SMLT(Split Multilink Trunking)」を利用でき、10ギガネットワークを高い冗長性のもとで構築できるようになる。さらにまた、きめ細やかなQoS機能も搭載されている。
一方の「NortelEthernet Routing Switch 3510-24T」は中小企業向け低価格ギガビットレイヤー2/3スイッチであり、QoSやセキュリティー機能にも幅広く対応しており、安全かつ高速な接続を実現する。
販売はノーテルの販売代理店を通して行われる。希望小売価格は次のとおり(いずれも税込み)。
●Nortel Ethernet Routing Switch 5530-24TFD
157万3,950円
●Nortel Ethernet Routing Switch 3510-24T
36万1,200円
《小笠原陽介》
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