スペースシャトル ディスカバリーの耐熱パネル点検に使われた撮影機材とは? | RBB TODAY

スペースシャトル ディスカバリーの耐熱パネル点検に使われた撮影機材とは?

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国際宇宙ステーションのロボットアームに足を固定して、ニコンの機材で撮影するロビンソン宇宙飛行士
国際宇宙ステーションのロボットアームに足を固定して、ニコンの機材で撮影するロビンソン宇宙飛行士 全 1 枚
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 8月9日(日本時間)にスペースシャトル「ディスカバリー」が無事に帰還した。今回のフライトでは、耐熱パネルの点検という重要なミッションが課せられていた。耐熱パネルが損傷していないか、宇宙空間で撮影して確認するというものだ。

 今回のミッションでは、ニコンのF5をベースにしたコダック製のデジタルカメラ、ニッコールレンズ、スピードライトが使用された。特に活躍したのがスピードライトの「SB-800」だ。NASAが開発した特製のハウジングに収められ、船外活動で使用。耐熱パネル点検のため、撮影に使われた。今回のように船外活動にてスピードライトが使われたのは、初めてだとしている。さらに、国際宇宙ステーションからの耐熱パネルの点検では、ニッコールレンズが使用されている。

 なおニコンのカメラ機材は、アポロ15号以降、米国のすべての有人飛行にて採用されている。そのため同社では、「品質と信頼性の高さを示しています」とアピールしている。

《安達崇徳》

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